高齢者の整理収納

高齢者は、様々な事情を抱え、モノに囲まれてしまい暮らしづらい環境になっている方が多い。
テレビで軽々しく「ゴミ屋敷」と口にする風潮に胸が痛む。

私たちは仕事柄、沢山の高齢者のお家に入り、お話をしながら整理収納する機会に恵まれている。
学ぶことの方が多い、ありがたい現場である。

親の家の片付けの相談にこられる方も増えてきた。
私達にも高齢の親や親族がいるのでよくわかる。

大切なことは、高齢者がなぜモノに囲まれて暮らしづらい環境になってしまったか、をよく観察することだと思う。
それぞれの事情に想いを馳せて欲しいと強く思う。
性格や、だらしないなどと決めつけてしまう事は大変失礼な話。
そして、それは、私達誰もが、すぐに陥ってしまうかもしれない現象であるということも忘れてはならない。

今の体力や体調がいつまでも続くわけではない。
家族や親戚、友人がいつまでも健康で助け合える保証はない。
安心で安全な住環境で暮らすために、今から始めることがたくさんある。
人ごとと思わずに意識をして欲しいと願い、Our Styleは【高齢者の整理収納サポーター講座】の準備をしている。
行政も動き出している。足立区の「お節介行政」、横浜市はゴミ出しが困難な独り暮らしの高齢者への「ふれあい収集」「粗大ゴミの持ち出し収集」など。

【超高齢化社会】の言葉ばかりが独り歩きせぬよう、先ずはそれぞれが出来ることから、はじめの一歩を踏み出したい。